黒の大島紬、塩瀬に桜柄の絞りの帯を合わせました。

黒の大島紬コーディネート

母が四十数年前から着ている大島紬です。

●年前、鹿児島のお客様を訪れたときに、大島紬作家の田畑安之助氏とお会いできる機会がありました。

その際着ていた大島紬を見て
「あれ、これ私がつくった作品だ」と。

４０年もの時を経てふだん着ていた着物の作家さんとお会いできた感動、ご自身の作品と対面した作家さんのことを、この着物を着るといつも思い出します。

黒や紺の大島紬はベーシックなのでいろんな帯が合わせやすいです。
桜が映えるようベースを黒でスッキリとまとめました。

ベースが黒ですと夜桜見物にもよいですね。

帯揚げと帯締めは邪魔をしないように薄めのピンクです。
同系でまとめました。

色選びはセンスもありますが好みもあります。
帯揚げと帯締めを桜の葉の緑を思わせる薄い緑にするのもよいですね。

岡本流コーディネートは同色系ですっきりみせます。

桜色の着物に合わせると春らしさをお届けできるのかな、と感じます。

小物選びのポイント

バッグは荷物の量によります。

荷物が少なかったら、こちらのかごバック。カジュアルな着物に合うバッグです。

荷物が多かったら、書類も入る大きめバッグをお勧めします。