2017/02/10

着物と日本文化と日本人の心

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「着物を着たいけれど、何をどう準備して用意したらよいかわからない」
「この時期にどんな着物を着ていってよいのかわからない」

あなたは、こんなふうに感じたことはないでしょうか?

着物に興味はあるけれど着物についての知識がないから敬遠している、という方も多いのです。大手リサイクル着物店が一般女性を対象に実施したアンケートでは「着物が好き/着てみたい」という回答が8割を超えたそうです。

おかもと呉服店

岡本慶子/写真左      岡本有紀子/写真右

「和服=着物」は日本の民族衣装

着物は長い歴史のなかで、日本の風土や生活に合わせて誕生し、発展してきました。
今、着物はおもに成人式や結婚式など人生の大事な式典で「晴れ着」として着用されています。

成人式

結婚式晴れ着

夏には浴衣姿でお祭りを楽しむ人もたくさんいます。歌舞伎や能など日本の伝統芸能や、茶道や書道といった日本の伝統文化には和服が欠かせません。

けれど、一般的には、日常生活で着物を着ている人は、ほとんど見かけません。それは冒頭でお話しした「着物に興味はあるけれど、着物についての知識がないから敬遠している」という方も多くいらっしゃるのです。

着物を通して学ぶこと

着物について知ることは、日本について学ぶことにつながります。着物の生地や柄は、四季折々の自然の特徴を生かして生まれたもの。

「留袖」や「訪問着」といった着物の「格」は、着る人の立場や相手への配慮などから考えられてきたものです。日本人がこれまでつちかってきた豊かな感性や精神が現れているのが和服なのです。

着物

2012年度から中学校の家庭科で和服に関する教育が取り入れられました。これは、和服を通して日本の伝統文化や日本人の心にふれることが目的となっています。さらに、和食や和紙に続いて、和服を見直しこれからも大切にしていこうと和服のユネスコ無形文化遺産登録をめざす活動もあります。

着物は日本人にとって大事な衣服。日本の伝統文化、日本人の大切にしてきた暮らしについて、あなたがもっと知りたいと思うきっかけのサイトになることを願っています。


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