サービス一覧

着物の教科書を運営しているおかもと呉服店では着物販売の他、お手入れ、仕立て直し、リメイク等、きものに関するお困りごとの相談サービスを提供しております。

「もっと着物を楽しんでいただきたい」という思いから、お手入れは地域最安値、どこよりも原価に近い価格に挑戦いたします。お気軽にご相談ください。

お手入れ

 丸洗い+プレス 1回4200円〜(税抜き/送料除く) 加工期間:2〜3週間


きもの全体の汚れをすっきりと綺麗にします。付いたばかりの汚れ、油性の汚れ、シーズンの終りでしばらく着ない場合におすすめです。

 

 汗抜き 1回2000円〜(税抜き/送料除く) 加工期間:2〜3週間


汗は水溶性。丸洗いは水を使わないため水性の汚れは落とすことができません。一晩、衣紋掛けにかけて消えなかったシワは汗がついている証拠。放置すると後からシミになってしまいます。きものを着たあと「汗抜き」は必ずすることをおすすめします。

 

 シミ抜き 金額・納期は見積もり次第、ご連絡


シミの原因は様々。シミにあわせた手法でトラブルを解決できます。きものの状態を見て、トラブルに合った処置をおすすめします。

 


よくある質問

1. きもの全般に関するお問い合わせ

 Q  きものを着てみたいと思いますが、何からはじめていいかわかりません。
 Q  母の代から永くお付き合いしていた呉服屋さんが廃業してしまいました。母のきものがあり自分で着たいと思っているのですが、相談するところがなく困っています。

 A  ご自分の感覚を大事にして、きもの専門店に相談されることをお勧めいたします。 お店選びで重要な点はこちら。

「商品、仕立てのクオリティとセンスがご自身の満足感を得られそうか」
「アフターフォローがしっかりしているかどうか」
「スタッフが実際に着物を着ているかどうか」

お店のディスプレイやHPなどを参考にしたり、お電話やメールなどでご相談されたりするとお店の雰囲気がわかります。一方でプロとしてお客様が気づいていらっしゃらない点についてもアドバイスできるかどうかも専門店として問われるところではないでしょうか。私共では「たんすコンサルティング」のサービスがございます。例えば

「母の遺品の着物を整理して、良い物だけを残して自分で着たいと思っている。自分では目利きができないので相談したい」
「若いころに買った着物が派手になったが、再利用の方法は?」
「自分のコーディネートに自信が持てない。組み合わせを教えてほしい」

このような様々なご相談をお受けいたします。お気軽にお問い合わせください。ご相談は無料です。

 Q  着物を着たいのですが、いつ、どんな着物を着ればいいのかわかりません。
 Q  着物と帯の組み合わせがわからず、いつも迷っています。
 Q  「何にでも合う」と、とある呉服屋さんにすすめられ帯を買いましたが、本当に何にでも合わせて良いので
しょうか。

 A  きもののコーディネートに関してのご相談はお客様からの一番多いご相談内容です。お客様がお出かけになる場面をうかがって自信を持ってお出かけになれるよう最適なコーディネートを提案いたします。お気軽にご相談ください。私共が考える大事なポイントは2点。

1. TPOと格調のトータルバランス
2. 季節と季節感

1. TPOと格調のトータルバランス

洋服と同じようにTPOに合わせる事は大切です。例えばいくら高価であってもジーンズで結婚式に参列することはありません。ですから「どこへでも着ていける着物」「何にでも合う帯」など、絶対にありません。TPOに合っていなければお相手を不快な思いにさせたり、自分が恥をかいたりします。

一方で日常の洋服ではあまりなじみのない「格調」 格調が高いとされる着物。代表的なものでは吉祥文様(松竹梅、菱、有職文様など)の柄や金糸が施してあるお品物は、おめでたい席など華やかなシーンに向いています。着物のみならず、帯、帯あげ、帯じめも着物と同じ格のものをチョイスしましょう。

一方、紬(つむぎ)の着物はどんなに高価でも、カジュアルな装い、金銀光る帯では格が合いません。色が合うことだけでコーディネートすると格があわず「ちぐはぐ」な印象となり、見る人が見ると恥ずかしい組み合わせとなってしまします。「格調」のバランスがとれているかどうかで、着こなしの完成度が変わってくると言っても過言ではありません。この「格調」のバランス感覚こそが呉服店のセンスの見せどころといえるでしょう。

2. 季節と季節感

生地や素材、仕立て方によって大まかに三つの区分けがあります。これらはあくまで基本で、お召しになる日の気温や天候によって柔軟にお選びいただくことをおすすめしています。

10月から5月・・・袷(着物に裏をつけて仕立てます)
6月、9月・・・単衣(着物生地のみで仕立てます)
7月、8月・・・夏物(ごく薄い生地で、着物生地のみで仕立てます)

また、着物ならではの楽しみは、春なら桜、秋には紅葉など、季節感あふれるモチーフのお召し物や、これから夏に向かっていくのか、冬に向かっていくのかで様々なコーディネートができること。是非季節感を楽しんでいただきたいと思います。

2. 成人式にまつわるお問い合わせ

 Q  振袖のセット販売はしていますか?
 Q  母の振袖を着る予定ですが、帯は新調しようと思っています。セット以外でも購入できますか?
 Q  レンタルはしていますか?

 A  当店では商品一点一点からお買い求めいただけます。「セットでいくら」という販売方法ではなく、お客様のご要望と予算に合わせて必要なお品物のみご提案しております。結果的に一式お買い求めいただくことも可能です。お気軽にご相談ください。また、振袖をご購入いただいたお客様には、卒業式などに着用する袴(正絹100%)を貸出しております。レンタルの振袖はお取り扱いがございません。

 Q  結婚してからも着られるように、袖を切って訪問着にできるデザインの振袖があると聞いたのですが?

 A  袖を切ることは可能ですが、私共ではお勧めしていません。振袖は振袖らしい、訪問着は訪問着らしいデザインで完成されています。袖を切ってしまうとせっかくのデザインが分断されてしまい、「袖を切った」感が否めません。振袖は振袖として、訪問着は訪問着としてそれぞれにお誂えいただくことをお勧めしております。ご予算については是非ご相談ください。

 Q  娘が二人います。長女と次女の身長差が15センチあるのですが、同じ振袖を着られるでしょうか?

 A  大丈夫です。お二人にお召しいただけるように仕立てを工夫致します。裄丈、身丈を身長の高い方に合わせた寸法。袖丈は身長の低い方がお召しになった時に、地面に袖がつかない寸法。このようにお仕立ていたします。お襦袢については身長の高い方に合わせてお仕立てします。身長の低い方がお召しになるときには「縫いあげ」をして身丈・袖丈を短くすることで対応可能です。

3. 着物のクリーニング、仕立て直しに関してのお問い合わせ

 Q  食事中にワインをこぼしてしまい、あわてておしぼりで拭いたところ、生地が縮んでしまいました。元通りになるでしょうか?
 Q  しみなどの汚れが目立ってきました。かなり前の汚れなのですが、きれいにとれますか?費用はいくらぐらいかかるでしょうか?

 A  当店では悉皆(着物のお手入れ)の経験が大変豊富です。お気軽にご相談ください。
シミや汚れは、年数がたてばたつほど繊維に入り込み落ちにくくなってきます。汚れたら、ご自身で処置せず、すぐに専門店でご相談されることをおすすめします。年数のたったシミを取る際には、強い薬剤を使用したり、時間や手間がかかったりするため、生地を傷めるリスクや通常より費用がかかる場合もあります。まずはお品物を拝見させていただきます。

 Q  きものは着るたびにクリーニングした方がよいのでしょうか?また、普通のクリーニング屋さんでも大丈夫ですか?

 A  お召しのたびにお手入れする必要はありません。汗をかいた、濃いめのメイクをした、次の季節まで着ることがない等をお手入れの目安にされると良いでしょう。着物を着て特に汚れやすい箇所は襟(ファンデーションなど)、袖口(汗や脂など)、裾の3点。着物に不慣れなクリーニング屋さんではトラブルの元になるので呉服専門店でお手入れされることをお勧めします。

 Q  母が足を悪くして着物が着られなくなったので自分用に仕立て直しをしたいです。母と私はかなり身長差がありますが仕立て直しは可能ですか?

 A  寸法の長いものから短いものに仕立て直しするのは全く問題ありません。短いものを長くできるかどうかはまずお品物を拝見させていただいてからお答えいたします。